国際アートフェア「Study x PLAS : Asia Art Fair」

7.21[月・祝]- 7.23[水]《奇跡の森 EXPO ’70》が建築向け展示法で国際アートフェア「Study x PLAS : Asia Art Fair」に参加

2025年7月18日

2025.7.21[月・祝]- 7.23[水]、70年万博と25年万博をつなぐ、畑 祥雄写真作品《奇跡の森 EXPO ’70》建築向け展示法国際アートフェア「Study x PLAS : Asia Art Fair」に参加します。

今回は「写真と建築」という視点で、生物多様性をテーマにした《奇跡の森 EXPO ’70》を「建築空間に設置するための写真作品」として出展します。

《奇跡の森 EXPO ’70》は写真作品の未来への可能性を先駆け、建築空間に100年保持できる仕様で創っています。ドキュメンタリー写真をアート作品として社会に展開していく仕事です。SDGsを視覚化する作品群としてホール壁画などにご活用して頂けます。アートフェアへの出展では、70年万博と25年万博をつなぐ役割を担い、万博のレガシーとは何かを個展ブースで問いかけます。ぜひご覧ください。
畑 祥雄(写真家)

日韓合同国際アートフェア「Study x PLAS : Asia Art Fair」
一般公開 : 2025.7.21[月・祝]- 23[水]
会場 : グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)
詳細 : https://osaka-kansai.art/pages/artfair

《奇跡の森 EXPO ’70》

ビジネスセンターになる予定だった70年万博のパビリオン跡地。環境悪化を懸念する声を受け、「緑に包まれた文化公園」(万博の森)へと計画が急展開した時、「人工」の力による森創りが始まりました。設計は日本を代表する造園家 吉村 元男。その背景には、国立民族学博物館の初代館長 梅棹 忠夫の思想「森創りは夢の苗床」がありました。

それから約50年。畑 祥雄は70年万博の跡地が豊かな「都市中の森」へと成長し生物多様性まで復活していること、しかしほとんどの人がその存在すら知らないことに驚き、2021年より毎週、森に通いながら撮影を続け、写真作品《奇跡の森 EXPO ’70》を制作しています(お問合せ : The Third Gallery Aya)。

森が自立するためには100年もの年月が必要と言われています。「この森が100年を迎える2070年、豊かな森になっているのか、今よりも痩せ衰えているのか。21世紀を生きる日本人の肖像になる。」

このような考えから、2024年、奇跡の「万博の森」を未来へと引き継ぐため、写真集『奇跡の森 EXPO ’70』ブレーンセンター)を出版しました。同時に、大阪(The Third Gallery Aya)及び東京(kanzan gallery)にて個展を開催しました。

現在(2025.4.11[金]- 8.24[日])、大阪関西国際芸術祭にて、写真作品をもとにしたイマーシブインスタレーション作品を展示中。2025年7月には京都(同時代ギャラリー)にて巡回展が開催されました。

畑 祥雄|HATA Yoshio
写真家・映像プロデューサー

1950年京都市生まれ大阪府在住。「万博の森」(1970年大阪万博の跡地に人工の力でよみがえった生物多様性の森)をテーマに写真作品《奇跡の森 EXPO ’70》を制作し、50年先を予想するAI映像もプロデュース。さらに、写真集をブレーンセンターより出版し、個展を The Third Gallery Aya や kanzan gallery で開催。人工生物をテーマに改良ニワトリの一生を写した写真作品《HANAKO》(1990)はロッテルダムフォトビエンナーレ(1992)に招待され個展開催。作品は京都国立近代美術館や和歌山県立近代美術館、スキーダム市立美術館、プライベートコレクションなどに所蔵。写真家活動と並行し、東松照明の写真作品《さくら 桜 サクラ》を写真集 & 展覧会としてプロデュース。山沢栄子の写真作品《What I am doing》では制作ディレクションや展覧会プロデュースを担当。文化プロジェクト(花博写真美術館やIMI大学院講座など)もプロデュース。現在、大阪国際メディア図書館館長・写真表現大学 & Eスクール総合監督として、メディア教育のカリキュラム開発にも取り組む。

Privacy Preference Center

error: Content is protected !!